yamoryの非常食定期宅配サービスで家守(やもり)をしよう。

名古屋といえば手羽先にひつまぶし! 鶏も鰻も美味しいけれど、皆さん非常食の備蓄ってしてますか?

 

今日は、半年に一度非常食をお家に届けてくれる定期宅配サービスyamory(ヤモリ)を運営している株式会社R-proにお邪魔します!

こちらはデザインの会社ということで、パンフレットもとても可愛くてオシャレです。

 

 

 

オフィスの奥には芝生のスペース。なんだかデザインの会社って感じがしてきたぞ……

 

 

 

 

いやーやっぱり何事にもデザイン力って必要だよなぁ。
やっぱり防災もしっかりデザインして発信していかないとだめだよなぁー。

 

 

……あれ??

そうだ、今日は取材に来てるんだった!

ということで、うっかり緑のTシャツで芝生と同化しかけたところでお仕事を思い出しました。危ない危ない!
それでは、早速代表の岡本ナオトさんにお話を伺いましょう!

 

 

 

 

 

想いを引き継いだ先にある、選択肢としての今。

中西:非常食の定期宅配サービスをされているということで、ホームページも拝見しました。始められたキッカケって、どんなことだったんですか?

 

 

 

岡本:実は、このサービス自体は僕たちが始めたものではなくて引き継いだものなんです。東日本大震災があって、名古屋出身で当時東京の大学に通っていた男の子が東北の孤立した農村に行ったと。そこで、農村だったから食料の備蓄はあったけど、これが東京や都会で生じるとどうなるんだろうっていう危機感を持ったんだそうです。 それで、CAMP FIREというクラウドファンディングを使って立ち上げたサービスなんですが、彼も進学が決まりました。私は、まだ資金調達の段階だった頃から応援もしていましたし、少なからず彼の想いを理解している部分があったので、yamoryを引き継いでくれないかという話になり、それじゃあやろうじゃないか、と。

 

中西:なるほど、そうだったんですね。メニューはおかゆ、水、ご飯、レトルトっていうセットですが、これには何かこだわりがあるんですか? 岡本:これも彼から引き継いでるんですが、当時は乾パンとか、いかにも非常食! っていう感じのものが多かったんですよね。だから、おかゆとか、普段から食べ慣れていて美味しく食べられるもの、且つなるべくそのまま食べられるものを選んで入れています。

 

 

 

中西:ふむふむ……。引き継いで展開をする中で、苦労はありますか? 岡本:うーん、苦労というか……やっぱり、震災の記憶の風化は感じますね。時が経つにつれて、意識が離れていっているんだなぁと。だけどこういうものって無理にやらせるものでもないし、別にyamoryが流行る必要もないと思っています。プロセスはどうでもよくて、備蓄が当たり前の世の中になればそれでいい。そういった、防災への意識が向く途中にあるひとつの選択肢であればいいなと思うんです。

 

 

 

人と人が紡ぐ温度の、その先へ。

岡本:そもそも、うちは元から防災をやっていた訳ではなくて、デザインとまちづくりをやっていました。まちづくりをやっている立場からすると、やっぱり人と人とがリアルに接しないのに堂々と『防災』と言っていることにはちょっと違和感があった。その時に、名古屋市が「若い人たちに防災を広める」っていう助成金を公募したんです。そこにyamoryで手を挙げて、今度はリアルでのコンテンツを作ろうって。 中西:YAMORY CAMP(避難所体験イベント)、[  ] to HOME(避難訓練イベント)、防災コミュニティー等たくさんありますね。

 

 

 

岡本:yamoryは、「防災をビジネスにする」っていう目標を掲げています。やっぱりどんなに想いがあっても、ボランタリーベースだと続かないし広まらない。僕自身NGOで働いた経験もあるし、たくさんのNPOを見てきた経験もあるので、その辺は本当に痛感しています。ビジネスとして成り立つようにして市場を広げることで従事者も増えるし、若者が入ってきやすい環境も作れるんじゃないかと思っています。非常食の定期宅配サービスも、例えば一人暮らしの大学生へ向けて提供できたりしたらいいんじゃないかなって。引き継いで3年経って、デザインを入り口に、今後ももっと多くの人に届けていきたいなと。

 

 

 

根拠のあるものを届けて、“ボウサイ”を無くす未来を。

中西:今後の展望などはありますか? 岡本:これからは根拠のあるコンテンツを届けたいと思っています。例えば行動心理学とか、現地で見てきたものだとか、「なぜこれをやっています」という根拠をきちんと届けたい。同時に、“ボウサイ”という概念を無くす未来を作りたいですね。わざわざ防災を意識しなくても自然と防災が果たされていくというような。それにはやっぱり教育かなと思うので、子ども向けのすごろくを作ったりもしました。

 

 

 

子ども達が遊びながら防災を学べるすごろく。カードゲーム要素もありとっても可愛い。

 

 

すごろくの生みの親、R-proスタッフの本多さんは、学生の頃から防災すごろくの開発を続けてきたそうです。 岡本:防災って生きる力を学ぶことだと思うんです。だから、やっぱり子どもや学生の頃から楽しく学んで、当たり前のことにしてくれたらなと思っています。

 

 

「家を守る」から家守(ヤモリ)。
どのお家にも当たり前のように食料の備蓄があるような、ボウサイが無くなる未来──。
それを実現するために、今日からできる家守は何だろう。

 

 

記事作成:一般社団法人 防災ガール 中西須瑞化
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※この記事はNTTタウンページ株式会社様とのコラボ記事となっております。
 従来のタウンページと一緒に別紙配布される「防災タウンページ」の
 配布地域にあるあまり取材をされにくいけれど、
 とてもすばらしい取り組みをされている地域の団体・プロジェクトを
 全国の防災ガールが取材をしに伺います!
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