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震災からちょうど2週間の各地避難所の状況

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防災ガールでは、みなさまにご支援いただき、4/28から熊本での活動を開始。
今回は、各地の避難所で見聞きした状況をお伝えします!

 

震災が発生してからちょうど2週間の避難所・避難場所での状況をそこのコーディネーターや学校であれば学校長、そこで暮らす避難された方などにヒアリングしたことを箇条書きにしてまとめています。

わかりづらいことも多々あるかとは思いますが、直下型・局所的な災害の場合はどのような状況なのか理解できるかとおもいます。

 

各避難場所・避難所の状況まとめ(一部)

A指定避難所 / 総合体育館

入り口や階段、廊下などにも布団をしいて暮らしている方が多い状況でした。支援されているボランティア団体や他の地域の行政職員の方も多く物資もたくさんある状況でした。

・保湿クリームと生理用品などを隠せる袋がないとのことでとても喜んでいただきました!
・不足しているものは、中長期的な避難生活に備えた最低限のメイク用品
・ダンボールベッドは、高齢者やお身体の不自由な方等優先に提供されている
・女性用の更衣室、子供用のプレイルーム、授乳室、簡易美容院などの設置あり
・食事は朝・昼・夜の3回
・ワセリン、おもちゃ、生理用品は足りている
・時間が経つにつれて、女性が弱者に
・高齢の方が多い印象

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B指定外避難所 / 小学校

Aの総合体育館よりは人が少なく一人一人のスペースは大きめでした。また、元々小学校だったこともあり部屋の区分けができているということや、子どもたちが遊べるスペースがありました。

・300名程避難
・指定避難所ではないのでゴールデンウィークにはいったん閉める予定
・ただ、「最後の1人まで対応する」とこちらの代表の方が言っているとのこと
・物資は野菜やフルーツは喜ばれるが、賞味期限近いものは困る
・バラバラに置かれると大変なので、仕分けしている
・おむつや生理用品、おもちゃなどは大量にある

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C指定外避難所 / 産業展示場

産業展示場自体がガラスが割れ、中に入れない状況でしたがその駐車場にたくさんの車があつまり車中泊・テント泊の避難されている方が多い状況です。

・人数は把握出来ない程多く、車中泊、テント泊が多い
・昼は子ども・女性・高齢者が多く、夜は旦那さんや男性が帰ってきて駐車場がいっぱいになる
昼間にいないことで場所がとられないように水や自転車で場所取りがされている
・支援物資は大量にある
・地元の消防団の人が物資の集約されているセンターにいき、この避難場所に物資をもってくる
・オムツ大きいサイズ2箱とドライフルーツがすぐなくなるくらい人気とのことで、
私たちが持参した物資を渡しました

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D 指定外避難所 / 保健センター

近隣の小学校や体育館で避難生活を送られている方に物資をまとめて渡せる流通センターのような役割をになってもいます。物資は山積みではあるものの、たくさんあってもどんどんはけていくそう。

・ダンボールベットはなかなか使われない状況だったから、使うように促している
・女性用下着はニーズがあり、もう無くなった
・ブルーシート、ペーパータオルがもうないから必要
ブルーシートは雨の日の前・その日などはとても多く使われる
・フルーツ缶詰などは喜ばれると思うが、人数分ないと配布が難しい
・避難所は縮小しており、益城町からの避難者受け入れをする予定

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E 病院

facebookなどに必要な物資の依頼をし、たくさんの物資がとどいたとのこと。もともといらっしゃった患者のみなさんとの災害後生活に必要な物資などはたくさんあり、ボランティアも多くは求めていないとのこと。

・病院の被害は軽微な方だったため、患者は部屋から出ずに入院したまま
・いくつか病棟はあり、3階以上の病室は余震が怖くて1階に移動した
・壊滅した産婦人科など、他の病院からの受入も少しあった
・子供食堂をまた開催するときには、ボランティアの手が必要だが、新しく受入はしていない
・近隣の高校生がボランティアとして来ている

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F 指定避難所 / 小学校

洗濯機や遊具やお風呂など充実しているものの、小学校再開にむけて避難所の移動を余儀なくされている。昼間は子どもと高齢者と自衛隊とボランティアが中心で昼夜での性別や年齢層が変わる。

・ボランティアにお願いしている内容(掃除・感染症予防(昼前の消毒など)・避難所移動)
・ボランティアは現状ではパンクしている(4/30は40人)
・学校が避難所になった場合、2週間程度で出さなきゃならないが
あと1週間、5/9までには出なければならない。とはいえ、校長先生は出て行けとはいえないということも。
・避難所ごとに出来たコミュニティが崩れてしまうため、避難所移動が大変。
・家をダメージ受けてる人が多いが、仮設住宅の話が進んでいないため、問題は山積み
・夜は500人いるが、昼は7割程度は仕事などで出ていってしまう
・ここの避難者は、家に赤紙※が貼られてるところが多い
・今回の震災で、熊本県内の12箇所ある指定避難所のうち、4箇所が学校

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※赤紙
「応急危険度判定」といい、「危険(赤紙)」、「要注意(黄紙)」、「調査済(緑紙)」のステッカーで判定されます。
※避難場所・避難所の具体的名称やそれに応じた写真を使っておりません。

 

熊本での活動を経ての総括

熊本に行ったメンバーや現地であったボランティアの方々と話す中で、やはり海外の災害や東日本大震災、阪神淡路大震災などと比べても、津波被害や火災被害がほとんどないため復旧のスピードや物資がいきわたるスピードがとてもはやく、仮設住宅などの準備のおくれはあれど避難所状況はこれまでと比べてとても充実しているように見えました。

また、東日本大震災の際に女性の物資が足りなかったというところは大きく改善され、物資の受け入れも事前に場所を決めて受け入れるなども改善されていました。

ここからは「支援のしすぎ」「避難所となった小学校などの再開準備のための避難所移動・コミュニティ再形成」が課題になってくるとおもいます。ボランティアによる「支援のしすぎ」によって地元のビジネスが成り立たなくなったり、地元の人たち同士の助け合いを止めてしまうことがあります。助けたい!という外からの想いとは別に「地域を中長期的に見る視点」が必要だと思いました。

 

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