不器用な面倒くさがりが、サバイバルbotの火起こし術を試してみた。
こんにちは! 防災ガールのすずかです。
メンバーの中でも一、二を争う面倒くさがりであるわたしですが、
さいきん生命力を上げようとサバイバルbotを見るのにハマっています。
先日、ベッドの上でだらだらしているとこんなbotが流れてきました。
電池とガムの包装紙で火を起こす方法
ガムの包装紙を砂時計型に切り、電池の+ー極に付けると中央に火がつく
※+ー極がとても熱くなる他様々な危険を伴うので実行する際は自己責任でお願いしますhttps://t.co/I76sryVWl9 pic.twitter.com/ciuq2dU3qc— サバイバルスキルbot (@survival15bot) 2016年5月27日
ガムの包み紙と乾電池で火が起こせる…だと…!?
「いや~最近ちょうど火起こせる系女子になりたいと思ってたんだよな~」
ということで、即座にふぁぼ(ツイートをお気に入りすること)をして――けれど、ここでふと気づきました。
こんなの本当にできるのか……?
実はこのサバイバルbotさん、普段は結構ガチのサバイバルスキルを流してくれるbotでもあったりします。
シェルターを作る方法とか、穴を掘って水を得る方法とか、ハンドガンへの対処法とか。(いつ使うねん)
もしかするとこの火起こしも、サバイバルスキルを持った熟練者じゃないと難しかったり、面倒だったりするのでは。
……でも、本当にできたらいざという時にも役に立つかも……。
よし、それじゃあ一回やってみよう!
ということで、
(じゃーん。)
用意したのは昔から馴染みある一般的な形の板ガムと、
最近メジャーになりつつあるニュータイプの箱入り板ガム。
それから乾電池を数本。今回は単四と単三を試してみます。
さて、まずはガムの包み紙を切ります。
ポイントとしては、真ん中あたりに2mm程度の細い部分をつくることだそう。
今回はハサミを使いましたが、ハサミが無い時は手でちぎっても大丈夫。
できました!
あとは乾電池の+極と-極に銀紙の両端をそれぞれ固定すれば一瞬で火がつくそうなのですが。
……こ、怖ぇ……。
どれくらいの勢いでどれくらいの火が上がるのか分からないし、どれくらいのスピードで燃えるのかも分からないし……。
ドキドキしつつ、意を決して両端を電池にタッチさせてみると……、
……。
……あれ?
特に何も起こらな……熱ぅッ!?
油断した瞬間に電池がめちゃくちゃ熱くなるというトラップ発動。
思わず手を離して笑ってしまうくらいには、熱い。
くっそー……銀紙には何の変化も無いくせに……!
(スンッ…て感じの銀紙さん)
もう一度言いますが、
わたしの指の腹はすさまじい熱さを感知しました。
何だよもー、こんなトラップがあるならあるって言っ…
電池とガムの包装紙で火を起こす方法
ガムの包装紙を砂時計型に切り、電池の+ー極に付けると中央に火がつく
※+ー極がとても熱くなる他様々な危険を伴うので実行する際は自己責任でお願いしますhttps://t.co/I76sryVWl9 pic.twitter.com/ciuq2dU3qc— サバイバルスキルbot (@survival15bot) 2016年5月27日
※+ー極がとても熱くなる他様々な危険を伴うので実行する際は自己責任でお願いします
言ってました。
はしゃいで見落としてすみませんでした。
乾電池の熱さに完全にビビったので、ここからは手袋を着用して進めます。
ついでに、横着して新品じゃない乾電池を使っていたのもやめて、ちゃんと未使用の乾電池を使って何度かやってみることにしました。(最初からやれ)
すると……、
!!
すごい、本当に一瞬で銀紙に焦げが……!
細く白い煙も出たりして、「焼けている」感じがします。
乾電池は手袋越しでも熱く感じるほど。これは素手だとやばかったぜ……。
熱さに耐えつつ数秒そのままでいると、真ん中が焼ききれました。
この状態のままちぎれた部分を銀紙のところへあてると、少し火花が散ったりも。
悲しいかな一人でこの実験をやっているので、火花の散る瞬間は到底写真には収められません……
写真がボケてるのも残念な感じが満載ですね。くそ!!寂しいぞ!
その後、ニュータイプ板ガムの包み紙でやっても同じような結果になりました。
単三電池でやってみても……
十分に焦げが。
しかし皆さんお気づきのように、ボッ!と火が出るという感じにまでは至らない……。
家中の乾電池を使って黙々と実験してみましたが、結局「火が出た!」というような結果には至らずでした。
……。
…………。
このガムとこの電池があればできるんだろうか……。
ポイントとしては
・そこそこエネルギーのある乾電池を使うこと(単三、単四などの形は問わない)
・銀紙にちゃんと細い部分をつくること
なのかなと思います。
ちなみに今回は非常時をイメージして、懐中電灯に入れていた電池を使ったりもしてみましたが焦げ目はついてくれました。
でもやっぱり新品の方が勢いもあるし、エネルギー残量次第では成り立たないのかもなぁとも。
ちなみに、煙草の箱の銀紙の部分でも可能だそうです。
……まぁ、喫煙者はライター持ってそうですけどね!
ふだんから防災ポーチを持ち歩いている身としては、ついでにガムをポケットに忍ばせていざという時に試してみる価値はあるのかもしれないなぁと思いました。
今度はちゃんと買いたての乾電池もそろえて、「火を起こす」を目指したい……。
(このガムどこに売ってんねん…)
材料的には実に気軽にできるので、暇だしやってみるかーという方は
必ず手袋と水の用意もして安全面に気を付けておこなってみてくださいね!
※+ー極がとても熱くなる他様々な危険を伴うので実行する際は自己責任でお願いします
(今回の実験の残骸の山。不器用で……ごめんな……。)
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