PRTIMESから5ヶ月間エース級社員をレンタルした話

2016年は私たち防災ガールにとって大きなチャレンジをしかけ、大きくステップアップした1年になりました。

これまでイベントやワークショップ、商品企画など細かい事業連携が多かったところから一転、中長期で叶えたい未来・社会に向けて年間通して成果を出しにいく体制に変わり、日本財団さんとの共同事業として津波防災の啓発プロジェクト「#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)」を全国で実施することになっていきました。

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ほとんど全員がボランティアで運営している私たちは、同時進行で5〜6プロジェクトも動かしつつのこの事業だったので、ある程度の自分たちが出したい成果には辿り着きそうだなぁとおもいスタートしましたが、やはりまだまだ力不足であることを自分たちでも明らかにわかっていました。

どうにかできないかと悶々としていたときに、防災ガールが1期生として参加していた社会起業家育成プログラム SUSANOOの後輩にあたる「企業間レンタル移籍プラットフォーム Loandeal」の代表原田さんにお声がけいただき、企業のエース級の社員を”レンタル移籍“するという仕組みがあることを知ってお願いすることにしました。

 

PRのプロが週3×5ヶ月間防災ガールに移籍がはじまった

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今回私たち防災ガールに移籍してきたのはPRTIMESのPRプランナーの方。

実は以前より「プレスリリースやPRといったらPRTIMES!」と知っていて、あのPRITMESさんからしかもエース級の社員が来てくれるとおもうと嬉しい半分、うちに5ヶ月来てその方はちゃんと学びがあるのだろうかと心配していました。先日PRTIMESの代表取締役である山口社長が書かれていた記事をみてようやく「だ・・・大丈夫だった・・・のかな」と少し安心したくらいです。

エース級社員を5ヶ月間、防災ガールさんへレンタル移籍した話株式会社PR TIMES's Blog

 

実際にレンタル移籍してくださった”エース級社員”の方から言っていただいたことや、私たちの気づきをいくつか紹介します!

 

働く時間や場所の概念がそもそも違うところから

防災ガールではそれぞれの役割のもと必要に応じてミーティングをして、働く時間も場所も完全に自由だったので、そもそも「週3」一緒にいるということがまずはじめてで。はじめの3ヶ月はオフィスも固定でなかったので毎回違う場所で仕事をしてもらっていました。(今思うとめんどくさかっただろうな・・・)

仕事をしている最中にも、他のスタートアップや団体の人が周りにいるような「シェアオフィス」であることが多かったので、どんなに仕事を集中していてもいろんな話が横から飛びこんできたり、話している最中にいいアイデアが別の団体の人からあればその瞬間に実行をきめてプロジェクトの方向を変えてしまったり。その集中して仕事ができない環境、即時的にたくさんのアイデアやつながりから実行まで決める環境は初体験だったそうです。

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「スタートアップは代表が決めるものだと思ってました」

一緒にいる時間が長くなるほど、いろいろ話しやすくなり「正直なところ防災ガールの運営方法や仕事の仕方どうおもいます?」と何度もしつこく聞いていました。そこであったのがこの一言です。

起業家やスタートアップは代表の人が「これをやる!」と決めて周りがついていくイメージがあったそうです。これも各社・各代表にもよるかとは思いますが、防災ガールはいわゆる”ソーシャルスタートアップ”ということもあり、共感や共助で成り立っている団体だからこそ、最終的な責任は代表がもつけれど決断・行動は基本はメンバーに委ねられています。

ミーティングでもいつまでも結果が決まらなくとも、団体の代表である私が結論を決めるのではなく、メンバーに「どうしたい?」「どうおもう?」と私がずっと問いかけ続けていたことを見てくださっていたそうです。

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いいことなのはわかってるけどできない理由がある

山口社長のブログの「#2 お客様の立場で考える」でもありましたが、そこが一番レンタル移籍をしてきてくださった方にとってむずがゆかったことなのではないかとおもいます。

一般企業やベンチャーよりもNPOやソーシャルスタートアップを運営するのが難しいとされる理由として、ヒト・モノ・カネが余裕を持ってあるわけではないし、なにより「社会課題をいかに解決するか」「共感を呼べるか」という自社とパートナーだけを幸せにすればいいだけではないというところがミソです。

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とてもいいアイデアでも、「やりたいけどできない」ということが多く、もやもやさせたとおもいます。その「できない」理由がお金だけなら稼げばいいし、人が足りないなら仲間を集めたらいいけれど、ステークホルダーが政府・行政・地域・企業・学校・寄付者・共感者・フォロワー・ボランティア・メンバー・社員・・・・とたくさんいるからこそ丁寧に丁寧に実行に移す必要もありました。(前述したスピード感と相反する部分ではありますが)

企業で勤めている方は、よりハードル高く、自分のスキルを試したいならぜひレンタル移籍されてみるといいとおもいます。勉強になる・・・というと上から目線ですが、とても刺激になるとおもいます。

 

この人がいなかったらここまでできなかったとおもう

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5ヶ月しかいなかったの!?とおもうくらい、本当に密度の濃い日々でした。

各種プレスリリースの作成をはじめ、途中熊本地震の支援に一緒に行ってくださったり、最終的に配信する動画の撮影から編集までお願いしたり、事業の対象地域の方々のまきこみに協力してくださったり、地域に配布する未来号外新聞のすべてのプロデュースや制作をしてくださったり。

当初予定していたこと以上に携わってくださり、限られた業務だけやってればいいという仕事ではないことを理解していただきつつも本当に幅広くそして多くをお力添え頂きました

私たち防災ガールだけではここまでプロジェクトが広まらなかったですし、プロフェッショナルとして団体を主体的に支えてくださったことで来年はさらにチャレンジを加速できると自信を持って言えるようになりました。移籍してくださった社員の方とそれを後押ししてくださった山口社長には感謝してもしきれません。

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追記:このプロジェクトに関わってからたくさんのガジェッットを購入したことをここで暴露しておきます

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