【熊本のいま vol.11】震災から一年、益城町のいま。

2016年4月14日の熊本地震から1年。

あれから何度も足を運んでいる熊本。引き寄せられるように再び訪れていました。

 

2017年4月14日。この日、私たちはチーム熊本など現地のチームでボランティア活動を行ってきた2人の学生に益城町周辺をアテンドしてもらいました。私たちが見たのは、ほんの一面でしかありませんが、それでもいまの益城町を少しでも多くの人に知っていただきたく、今回はそのようすをお届けします。

 

木山神宮

まずは地震で倒壊してしまった木山神宮に訪問しました。

257年前に建築された神殿や拝殿・楼門・社務所・鳥居など、歴史的建造物が壊滅的な被害を受け、倒壊してから1年。周りの瓦礫などは少しずつ撤去されていますが、神殿の復旧は進んでおらず荘厳に佇んでいます。

 

 

瓦礫が撤去されて綺麗になった境内。猫が気持ちよさそうにくつろいでいました。

 

竹の柵に象られた「希望」の文字。地元の方やボランティアの方、プロフェッショナルの方の手で少しずつ前に進んでいます。

 

▼防災ガールでは、木山神宮の禰宜と阿蘇神社の権禰宜を務める矢田さんに以前インタビューをさせていただきました。
住民の方々の復興を第一に考え歩み続けている矢田さんの言葉に私たちも強く感銘を受けました。ぜひご覧いただけますと幸いです。

【熊本のいま vol.5 】「物心(ぶっしん)」の復興へ向けて、踏み出す一歩を。~阿蘇神社 権禰宜 矢田幸貴氏インタビュー~

<木山神宮情報>

▶ 公式Facebook Page:https://www.facebook.com/kiyamajingu/
▶ Yahoo!Japanネット募金:
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5071001/

 

 

益城町役場

震災時に避難所や炊き出しの拠点となった益城町役場。
ニュースでご覧になったかたも多いのではないでしょうか。

現在はプレハブの仮庁舎の建て替えが進み、今後新庁舎の建築も予定されているそう。

 

益城町文化会館

コンサートや地元のカラオケ大会が行われる、地域の方の集まる場所である文化会館。

震災の影響で地面が歪み、建物が割れてしまっています。今もそのまま。

 

近づくとかなりの隙間が空いていることがわかります。

 

 

 

街並み

倒壊した建物が撤去され、更地が目立ちます。

 

地鎮祭が行われていました。これからまた新しい建物が生まれてくるのですね。

 

一方でまだ瓦礫が残っている場所もありました。年が明けてから解体のスピードが上がったそうですが、場所によって進み具合はまちまちのようです。

 

ボランティアチームも引き続き活動をしています。

 

春めいた綺麗な景色と、まだ復旧を感じさせるブルーシート。

 

一年経っても桜は綺麗。自然は恐ろしくも偉大ですね。

 

仮設住宅

今回は二つの仮設住宅を案内していただき、住民の方にお話を伺ってきました。
お話の模様はまた別のレポートでアップしますのでお待ちください。

 

安永東仮設団地

仮設住宅に住んでいる人たちが集まる「みんなの家」。
東日本大震災から導入されたこの取り組みは、熊本でも引き継がれています。

みんなでイベントをやるときはもちろん、涼みたいときや大きなテレビでスポーツ見たいときなど、いろいろなシーンで住民のかたが利用されてるそうです。

この日は九州のお坊さんたちがBBQを行い、お肉や野菜、お酒をふるまっていました。

 

小池島田仮設団地

2DKや3Kの間取りで4人暮らしをされています。
昔ならではの大きな家に住んでいた人からすると、かなり狭く感じるそう。

 

地元の大学生と建築家でデザインした集会所。東京のコワーキングスペースみたいでかなりオシャレな感じに。

 

仮設住宅には今もまだ多くの人が住んでいます。

慣れない場所での新しい共同生活。この仮設住宅に住めるのも最大2年間だそう。きっと生活する中で、前向きに考えられる部分もある一方で、早く前の暮らしに戻りたいという思いもあるはずです。

 

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震災から一年経った益城町。
正直、「“まだ”これしか進んでいないんだ。」と感じた方もいると思います。
まだまだいろんな課題も多く残っています。

ただ、道を歩いていても、仮設住宅を訪問しても、みんな笑顔で「こんにちは」と声をかけてくれる、そんな人の温かさを感じる熊本をずっと応援していきたいと思っています。

復興にむけて進む熊本を見られるのは今だけ。変化する熊本にぜひ足を運んで見てください。

 

Writing by 谷合竜馬

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