沿岸部の防災表示ってどうなっているのか調べてみた

防災ガールの愛美です。

突然ですが、2016年から津波がきたことを伝えるオレンジフラッグを普及し、津波防災の啓発を行うプロジェクト#beORANGE はご存知でしょうか!
(知らないかたはぜひサイトをご覧ください…!)

 

私も昨年からこのプロジェクトに携わっているものの、

海なし県(長野県)出身!!!!

 

 

私にとって、海は…

1年に1回夏休みに連れて行ってもらえる特別な場所…。

車や電車の窓から海が見えるだけで心が踊ってしまう存在…。(海無し県あるある)

 

 

…と、そもそも、そんなに海を見たことのない人種。
現在の海辺の防災の実態はどうなっているのか…見当もつかないのが実際のところなんです…。

 

そこで、防災ガール代表の美咲と宮崎県にやってきました!

今回は宮崎の北側の沿岸部3市町村をまわります。
(都農町、川南町、宮崎市もめぐったのですが、わかりやすかったこの3市町村をpick up!)

 

自治体のサイトや役場の防災マップを手にしつつ、避難誘導や実際の避難場所を見ていきます!

それではさっそくLet’s Go!

 

 

 

◎門川町

まずは、沿岸部から近い場所に役場や駅が広がる門川町。

役場には、海抜3.5mの標記。
この付近、県の浸水想定では、2.0m以上〜5.0m未満の浸水が想定されています(※)
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/documents/000194808.pdf

 

このあたりは漁船が多いです!青い空に漁船が映えますねー!
しかし一方で、見渡すかぎり高台はあまりなさそうです…

 

海近くの幼稚園。
海抜を明記した看板に注力しているようです。ただこの近くには避難場所の看板は見かけません

 

町の防災ハザードマップを役場でいただいたのですが、津波危険時の避難場所がやや見にくい&わかりづらいので、地元ではないかたは事前にしっかりチェックしてから来ることが必要そうです。

http://www.town.kadogawa.lg.jp/disaster/data/e082b68e0f99cfd8a30ed7992b7a1b2d.pdf

 

まとめ

門川町は津波の最大ケースを想定したハザードマップと避難すべき場所の看板が必要なのではと感じました!

 

▼門川町HP 防災について
http://www.town.kadogawa.lg.jp/disaster/page001235.html

 

 

◎日向市

続いて、最大で15mの波が17分で到達されるといわれている日向市に。

門川町に比べると、どこに避難したらいいかの看板が数多く立っています。

(助手席から看板が見えるたびに写真をとりました!)

 

サーフィンの街でもある日向。こちらも有名なサーフスポットです。

 

地元の方によると、小学校では、ほぼ毎月のように避難訓練をしているようです。すごい!

(代表田中がもつこのカゴバッグは地元のおじいちゃんが手作りしたものだそう!プレゼントしていただきました)

 

PC/スマホ版ともに、日向市HPのトップページから防災メニューを選択すると、
最新情報のみ掲載されているページに飛んでしまい、海抜マップや避難ビルの情報が閲覧できません。

 

そのため、ハザードマップなど様々な情報を見たいときは「日向市 防災」などと検索して、
日向市防災情報トップページを探してみてください!
(ただ、津波避難ビル一覧がnot foundなので、避難場所についてはハザードマップと照らしあわせるといいとおもいます)

 

まとめ

看板が多く観光客でも避難場所がわかりやすいけど、
事前に調べられるようホームページに知りたい情報をしっかり載せてほしいと感じました!

 

▼日向市HP 防災について
https://www.hyugacity.jp/display.php?cont=141210120018

 

 

◎高鍋町

続いて、高鍋町にやってきました。
日向灘に流れ込む小丸川の河口がある高鍋町。大きな河川は津波による被害を受けやすいため、警戒が必要です。

私たちは蚊口浜 サーフスポットへ。
高鍋駅の場所を知らせる看板が、数mおきに立っていました。

避難ビル一覧を見ると、高鍋駅自体は周囲に比べると標高がやや高いものの、避難ビルではないため、たどり着いたら自身の判断で高台を見つけることが必要そうです。

 

また避難ビルに指定されたマンションを訪れてみましたが、避難ビルにそのことを明記する看板がありませんでした。
地元のかたには根付いているのかもしれませんが、もしサーフィンや遊泳で町外から訪れた際は、事前に避難場所を探しておいたほうがよさそうです!

 

まとめ

避難ビルや避難場所の看板をもっと充実してほしいと感じました!

 

▼高鍋町HP 防災について
http://www.town.takanabe.miyazaki.jp/display.php?clist=0130

 

 

沿岸部を見てみた結果!

宮崎県北部の沿岸部の3市町村を巡った今回。
自治体ごとに標識の出し方が全く異なるということにとてもびっくりしました。

また、自治体ホームページ上のハザードマップや避難場所一覧、津波避難についての情報もかなりバラツキがあり、私たちのようなヨソモノの場合、即座に避難場所を見つけ出し、逃げることはなかなか難しいなと感じました

私たちが今回見たことが全てではないですし、各自治体の事情などもあるかと思います。
ただ観光客の多い場所や住民が集まる場所への避難誘導看板の設置や、ホームページ内でのわかりやすい情報提供は多くの命を救うはずです。

そして、事前情報がなくても、言葉がわからなくても、風や波の音でサイレンが聞こえなくても、
避難しなければならないことを知らせ、避難場所を誘導できるオレンジフラッグが日本に多く広がることを願ってやみません。

 

 

日本とは思えないまるで異国のようなロケーションと、
さまざまな海の幸や、雄大な自然のなかでのマリンレジャーなど、宮崎の海は本当に素晴らしい場所。

今回訪れることができなかった沿岸部もぜひまた訪れ、どんなようすなのかレポートできたらと思います。

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