津波防災の先進的な市町「鎌倉・逗子・葉山」を巡って来ました!

2017年12月10日、#beORANGEのメンバー4人で、津波防災ソフト面対策自治体ランキングでも上位であった先進的な3市町である神奈川県鎌倉市、逗子市、葉山町に行ってきました!

一緒に巡ったメンバーは、防災ガール唯一の高校生はるか、災害ソーシャルワーカーを目指す大学生のかすみん、貴重な防災ボーイのしたない、そして防災ガール代表理事の美咲の4名。それぞれ見る視点が異なり、多くのことを学びました。

 

鎌倉市・逗子市・葉山町の3市町は、津波避難の目印としてオレンジフラッグを導入することを前向きに検討している自治体。津波防災の実態を知り、どのようにオレンジフラッグを広げられるかを考えながら、各市町村を歩きました。

今回は、かすみんが感じたこと、考えたことを紹介したいと思います!

 

まずは鎌倉から視察スタート

「鎌倉=観光地」というイメージを持っていたので、鎌倉駅前にスーパーがあって、ちょっと歩くと住宅街が広がっていることに驚き。
鎌倉駅から海岸に向けて歩いていくと、なだらかな下り坂になっていて、横には小さな川が流れていました。

 

 

津波避難ビルの種類もいろいろ

ハザードマップに記載されている津波避難ビルを回っていると、「津波避難ビル」という表示がされている建物とされていない建物があることに気づきました。
また、表示がされているところも、色あせていたり、物陰に隠れて見えにくくなっていたり。

こちらは、かすみんが勝手に選んだナンバーワン標識

 

実はここは小学校の正門。とても目立つところに設置されています。
英語での記載もあり、とってもいいですね!
そして、この標識、字の部分が蓄光の素材が使われていて、暗くなっても目立つようになっています。

 

このような表示も街中で見かけました。

日頃から海との距離を意識する表示が目に入ることは、いざという時どれくらい逃げればいいか考えるヒントになると思います。

 

ただ、「海抜○○メートル」という表示がほぼ全部の電柱に設置されている地域もあれば、ほとんど設置されていない地域もあり、その差はなぜ生まれるのか、という疑問が浮かびました。

 

長谷寺の近くで昼食を取りながら、4人でいろいろな話をしました。
まずは半日回ってみたことを踏まえて、

・午前中鎌倉の津波避難ビルを回って感じたこと
・津波避難ビルの設置に関する条例はあるの?
・津波避難ビルの標識に決まりはあるの?
・これからなにをすればチームとして3月末までに成果を生み出せるか?

などなど…

 

そして、いつもオンラインでの話し合いではなかなか話さない、将来やりたいこと、目標を話しました。

午後は逗子、葉山に向けて出発。

 

次は逗子、そして葉山へ

逗子では、津波浸水予想図では浸水予想にはなっていない場所にも、たくさんの津波避難ビルが設定されていることに気づきました。

今回は時間が足りず、それらの津波避難ビルに行くことができませんでしたが、なぜ浸水予想のない場所に避難ビルが多くあるのか調べていこうと思います。

また、逗子の海岸沿いにはリゾート地もあり、観光客が多く訪れていることがわかりました。
地域の避難訓練だけでは全員の命を守ることはできないのかもしれない、観光客にもわかりやすい避難指示の明記が必要だと考えました。

 

最後に訪れた葉山は、以前防災ガールが選んだ「津波防災対策自治体ランキング」で一位になった自治体。

ついに発表!防災ガールが選ぶ 「津波防災対策」自治体ランキング

 

しかし、広範囲に及んで津波避難ビルの設置がないところもあり、まだまだ課題はあるという印象を受けました。

地図を頼りに津波避難ビルをまわりましたが、葉山に入ったのは暗くなってから。マンションやビルの名前がなかなか読めず、見つけるのに時間がかかりました。

日中に回った鎌倉市、逗子市の津波避難ビルも含め、日没後に津波が来る場合、津波避難ビルの場所を正確に知ることができるのか、という不安を感じました。

 

 

 

海と生きる街、鎌倉・逗子・葉山

今回訪れた街は、どこも海と隔てられずに存在していました。
海が見えないほど高い防波堤はなく、それどころかコンクリートで舗装された道を海に向かって歩くと、そのまま砂浜にたどり着くような場所もたくさんあります。

この海が、いつか津波となって被害をもたらす可能性があることがあるとはいっても、私はこの海と街を頑丈なコンクリートで隔てることが理想とは思えませんでした。

 

海を正しく知り、津波対策を怠らず、その時には命を守れる準備をしておく。
海とともに生きる街でオレンジフラッグが命を守る手助けになれるように。
今回実際に海沿いの3自治体を巡ったことを通して、#beORANGEでオレンジフラッグの普及や周知活動をしていきたいと改めて思いました。

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