今回は、これまでに“史上最速記録”をいくつも更新してきた大相撲の若き横綱、二所ノ関部屋所属の大の里泰輝(おおのさとだいき)関にスポットを当てていきたいと思います。
2年連続アマ横綱となり、日本体育大学卒業後に大相撲界入りした大の里関。圧倒的な体格だけでなく、パワーも技術もケタ外れ。あっという間に番付を駆け上がり、2025年7月には入門からわずか2年ほどで新横綱デビューを飾りました。
そんな大の里関は、石川県の山間にある人口3万7000人ほどの津幡町ご出身。そこから破格の超大型横綱がどうやって育まれたかには、やっぱりご両親が深く関係しているようなんです。
では、「大の里はハーフ?母親や父親!兄弟や姉妹等の家族構成!」と題し、大の里関の人となりをご家族の話題を中心に探ってまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
大の里の母親や父親
大の里関の母親は朋子さん、父親は知幸さん。これまでに何度もメディアの取材を受けられ、報道されています。
小学生で野球に興味も「野球道具を買うお金がない」と父にはぐらかされ相撲の道へ…新大関・大の里の軌跡(上) https://t.co/AyKqY2cPr8 #大相撲 #sumo
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) September 23, 2024
2024年の記事では、母朋子さん、父知幸さんとも48歳と記載がありました。大の里関は2000年6月7日生まれの25歳(2025年9月現在)ですから、ご両親がまだ20代半ばごろのお子さんだったんですね。ただ、4060gの赤ちゃんだったそうですし、大物の片鱗はあったかと…笑(※スポーツ報知:小学生で野球に興味も「野球道具を買うお金がない」と父にはぐらかされ相撲の道へ)
大の里関をネット検索すると「ハーフ」とのサジェストワードがつくことがありますが、ご両親とも日本の方。ハーフではありません。どうやらAIによる回答が混乱しているため、妙な噂が広まっているだけのようですね。なぜ混乱・混同が起こっているかは不明…
父知幸さんは津幡町で少年相撲教室の指導者でした。「野球がやりたい」という小学1年生時代の大の里関を、なだめすかして相撲教室へと 連れて行ったのだそうです。
【手記】父より息子大の里へ 故郷に「裏切り者」と言われ「つらかった」親子で泣いた4年前の夜 https://t.co/PuHcUsI8fA
— 佐々木一郎 (@Ichiro_SUMO) May 24, 2025
そんな父は、かつて石川県選抜の一員として全日本青年相撲選手権で団体優勝を果たした経験をお持ちなのですが、それが2000年のこと。つまり大の里関が生まれた年でもあります。ある意味運命を感じていたのかもしれません。
父の熱意を受け相撲少年へと成長した大の里少年。“もっと強くなりたい”思いが高じた末に大の里関が選んだのは、石川県を飛び出し越境進学すること。知幸さんの手記によると、新潟県への進学はいろいろと波紋を呼んだそうです。(※日刊スポーツ:【手記】父より息子大の里へ)
そうした辛い思いを払拭するための努力であり結果だったんですね。
一方、母朋子さんは相撲道を突っ走る父子を、温かく見守る存在だったようです。幼い頃の大の里関は「ちゃわちゃわ」した子(※方言で落ち着きがない子)だったとか笑
【母の日】綱取り・大の里に母からエール 最愛の息子「泰輝」へ…白星が何よりのプレゼント― スポニチ Sponichi Annex スポーツ https://t.co/HIrV7IOz3F
— スポニチ記者ツイート スポーツ (@sponichisports) May 10, 2025
ですが母への恩は決して忘れていません。
「去年(2024年)の母の日は、泰輝が横綱に勝つ姿を国技館で見届けました。物ではなく、母の日に勝ってくれたことがプレゼントかなと受け止めています。これからも白星が何よりのプレゼントだと思って活躍を願っています」(※スポニチ:【母の日】綱取り・大の里に母からエールから朋子さんのコメント)
大の里関は中学時代に実家を離れた(糸魚川市立能生(のう)中学〜新潟県立海洋高校〜日本体育大学〜二所ノ関部屋入門)ため、日常的に顔を合わせることは一切ありませんでした。だからこそ“白星”という形のメッセージがとても嬉しかったのだと思います。
今後、いくつの“白星”プレゼントが届くことやら。
大の里の兄弟や姉妹
家族との写真。父、母、妹さん。
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) September 14, 2023
父も相撲経験がある。
〔新十両紹介 大の里〕 #秋場所五日目 #sumo pic.twitter.com/Q8Bk4OBTWS
大の里関は2人兄弟の長男、下に妹の葵さんがいらっしゃいます。妹さんはご両親とともに大の里関の応援のため国技館を訪れることがあり、メディアの取材も受けられていました。
大の里関は192cmの長身ですから、葵さんももしかすると長身美女かな?と思いましたが、一般の方なのでそれ以上の情報はありません。
まさか子どものころ、父親から相撲をすすめられたなんてことはないでしょうねぇ笑
大の里の家族
大の里『もう一人の母』が新横綱に期待すること…新潟時代に6年間寮母「泰輝は憎めない。うそをつかずに真っすぐだから」【連載・中】#大の里 https://t.co/89I4hHc0rW
— 中日スポーツ (@chuspo) July 4, 2025
実は大の里関には、新潟にも第二の家族と呼べる存在がいらっしゃるようです。新潟時代(中学〜高校)の6年間お世話になった田海(とうみ)哲也さんと奥さんの恵津子さんです。
相撲部の学生たちが寝泊まりする寮「かにや旅館」の寮母さんが恵津子さん。そして海洋高等学校相撲部の総監督を務めるのが哲也さんでした。
まだ12-13歳の少年が親元を離れ初めての場所で生活するわけですから、心細い思いをするのは当然です。さらに、携帯電話は禁止、夜11時就寝という相撲漬けの毎日。無尽蔵の食欲を満たし、精神的なケアをする人物が必要とされたのは間違いありません。
「台所はいつも戦場。天井知らずの食欲を満たしてきた。「叱ったこともあるけど、泰輝は憎めない。うそをつかずに真っすぐだから」。思わず、本名で呼んでしまう」(※中日スポーツ:大の里『もう一人の母』が新横綱に期待すること)
恵津子さんにとってはご自身の子供同様に、愛情をかけてこられたのでしょう。茨城県にある二所ノ関部屋を含めると、大の里関にとってはご実家が3つあるといった感じかもしれませんね。
新横綱の大の里「帰りたくなる」かにや旅館(糸魚川市)、実は中高過ごした思い出の寮 そこで見せる素顔とは https://t.co/pphF7TCxL5
— 新潟日報ニュース (@niigata_nippo) May 28, 2025
ちなみに2025年9月現在、大の里関に結婚の報告・報道はありません。花嫁候補として手を挙げる女性は多いかと思いますが、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)がご結婚されたのは現役引退後の2022年のことでした。
大の里関ご自身の家族ができるのは、まだまだ先の話かも。
まとめ
今回は、将来が期待される大相撲の若き横綱、二所ノ関部屋所属の大の里関のご家族の話題を中心に人となりを調査してまいりました。
大の里関は石川県の津幡町ご出身。母親は中村朋子さん、父親は知幸さんといわれます。ハーフの情報はAIによる混乱が原因と思われます。アマ相撲で全国優勝の経験ある父により相撲に導かれ、母は温かく見守りました。兄弟は妹さんがいらっしゃいます。
中学〜高校時代は新潟県糸魚川の「かにや旅館」で過ごしました。親身になって面倒をみてくれた田海(とうみ)哲也さんと奥さんの恵津子さんは第二の家族と呼べる存在です。番付の頂点に立ち、これからどんな伝説をつくっていくのか非常に興味深いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※当記事は公開情報やネット上の声をもとに独自にまとめたものです。正確な情報は公式SNS等をご確認ください。
公式リンク:
- Web: 日本相撲協会公式サイト
- Web: 二所ノ関部屋公式サイト
- X: 二所ノ関部屋公式アカウント
- Instagram: 日本相撲協会公式アカウント
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