今回は広島県にある高校野球の名門・広陵高校野球部監督を長年率いている中井哲之監督のプライベートの話題にスポットを当てていきたいと思います。
中井哲之監督は2025年で監督歴35年目。2度の選抜Vをはじめ、これまでに甲子園で積み重ねた勝利数は40を超え、後にプロ契約を果たした教え子は数知れず。名将と称えられる一方、部内の暴力問題などが取り沙汰され、直近ではなにやらきな臭い話題が先行しています。
そんな中井哲之監督、野球から離れるとどんな人物なのか興味がありませんか?
では、「中井哲之監督の妻(嫁)や息子!甥や弟等の家族!」と題し、中井哲之監督の知られざる一面を探ってまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
中井哲之監督の妻(嫁)
中井哲之監督の妻(嫁)は由美さんといわれ、広陵高校野球部の清風寮の寮母さんをやられています。これまでメディアの報道の中で幾度か言及がありました。
週刊ベースボールのこちらの記事でも、少しだけ触れられています。中井哲之監督が“父”なら、由美夫人は“母”!
【#2024ドラフト注目選手 熱球ふるさと紀行】
— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) January 15, 2024
<広陵高スペシャル座談会>宗山塁(明大・内野手)×中井哲之(広陵高・監督)×渡部聖弥(大商大・外野手)
2024年のドラフト候補2人は指揮官からの激励を受け、英気を養う時間となった#宗山塁 #渡部聖弥 #中井哲之 #広陵高https://t.co/a2j8wGR5do
直接のお姿はメディアには一切出ていませんが、ほっこりエピソードには事欠きません。いくつかご紹介しましょう。
教え子のひとり、有原航平さん(現ソフトバンクホークス)にとって由美さんは、高校時代から精神的な支えとなってきた恩人の1人。「周囲によれば、(有原は)他人に心を開くのに時間がかかるタイプだという。朗らかで、太陽のような由美さんが心のよりどころだった」のだそうです。
プロ初勝利の日には、由美さんから直筆メッセージが届き「不器用で頑固なあなたを、いつでもどこにいても、どんなことがあっても全力で応援しています」と書かれてありました。(※日刊スポーツ:ハム有原支えた“野球の母”から届いた「卒業証書」)
そんな由美さんですが、決して有力選手を特別扱いするわけではなく「バレンタインデーの時は女房が部員の人数分のチョコレートを用意してきてね。上級生には少し高めなのを買ってきて、メッセージまで書いているんです」(中井哲之監督談)。とても生徒たちへの愛と気配りにあふれた、本当の母のような方なんですね。(※ヤキュイク:中井監督が30年ブレずに続けてきた、たった一つの指導法)
実は中井哲之監督がこちらの動画の中で「悪いことは悪いと教える大人が必要」と言われていましたが、中井哲之監督ご自身にとっては妻(嫁)の由美さんがそんな存在なのだそうですよ。
素晴らしく懐の深〜い方だなと感心します。
参考までに、こちらが広陵高校野球部の清風寮。150人ほどを抱えるといいますから、かなりの大所帯です。
(広陵高校硬式野球部【公式】インスタ@koryo.baseball.clubより)
監督1人で名門野球部が出来上がっているわけではないんです。
中井哲之監督の息子
【高校野球】広陵の中井親子が挑む甲子園の夏 父が監督、部長の息子「先生を日本一に」https://t.co/5DMW90QkLn#広陵 #甲子園 #高校野球
— 中国新聞 (@ChugokuShimbun) August 2, 2025
中井哲之監督の息子さんは中井惇一さんといわれ、広陵高校野球部の部長を務めています。高校時代は主将を務め、佐野恵太さん(現DeNA)と同級生だったそうです。
中井惇一さんも広陵高校出身者。中京大学を卒業後、教員(保健体育の常勤)として2017年に母校に戻り、その後、23年に部長へと就任されました。
高校在学中はあくまで監督と選手。親子の縁を切って野球に取り組んでいました。現在では監督と二人三脚(※由美夫人まで入れると三人四脚?)で名門校を支えています。
ちなみに広陵高校は中井惇一さんが1年生時に夏の甲子園に出場していますが、中井惇一さんはメンバー外。ということで、甲子園に賭ける思いは人一倍なのかもしれません。
中井哲之監督の甥
中井哲之監督の甥は競馬系ユーチューバーナーツゴンニャー中井だとの噂がありますが、確証はありません。
ナーツゴンニャー中井さんのXへの投稿がこちら。
囲碁教室では勝ちすぎて友達がいませんでした。
— ナーツゴンニャー中井【ウマキんグ】 (@nekuromanshii) May 26, 2025
小学2年生の時は試合相手が教室の先生で、高校生や大学生に稽古を付けていました。
4年生になり野球を始めるから囲碁をやめたいと伝えたら"絶対にダメだ"と先生の家まで連れていかれNHK囲碁番組を流しながら永遠と説得されました。… https://t.co/p8xdXGda34
ナーツゴンニャー中井さんの本名は中井隆太さん。高校時代は廿日市西高校で投手を務め、甲子園を目指した過去があります。中井哲之さんとの接点がなくもない…というくらいで、明確に裏付けできるような情報は見つかりませんでした。
中井哲之監督の弟
中井哲之監督に弟がいらっしゃるかどうかの情報がなく不明です。
兄弟がいらっしゃったとしても別に不思議はありませんが、仮に弟がおられたとしても高校野球関係者ではない可能性が高そうです。
中井哲之監督の家族
お前らは三年間共に過ごした『家族』じゃけぇ。
— 高校野球名言bot【本家】 (@koukoubaseball) March 7, 2016
それだけは忘れたらいけんよ。
たまにここに顔出して、この三年間を思い出しんさい。
#広陵高校#中井哲之監督 pic.twitter.com/cfFo4ZIXpf
前項でご紹介したインタビュー動画では、広陵高校校長(当時)自ら出向いて勧誘を受けた時、父親が息子(当時中学生の中井哲之監督)に「広陵高校に行け」と後押ししたとのエピソードが明かされていました。つまり父親が導いてくれた野球〜広陵〜監督の道なのだそう。
そんな経緯もあり、生徒・選手はみんな家族との意識が強いようですね。
逆に、長男・惇一さんにはとても冷たく厳しかったとか。「惇一の入学式、卒業式や運動会はもちろん、父親面談でさえ一度も出ていない。息子が野球を始めたことにも無関心を装い、練習を見ることもなければキャッチボールもしたことがなかった」といいます。(※ZAKⅡ:広陵・中井氏を自宅でも「監督」「先生」 “縁を切った”2人が親子に戻った瞬間)
高校野球の監督というのは、なかなかシビアで大変な商売のようで…
2025年3月に定年を迎えた中井哲之監督(※監督は再任用)。監督の引き際について言及することもあり、「3年生が最後の夏の大会で負けて、涙が出なくなったら辞め時」と語っています。(※中国新聞:定年迎えた広陵・中井監督が考える「引き際」とは)
将来、その日が来たときには、家族の優しいお父さんに戻るのでしょうか。
まとめ
今回は、広島県を代表する高校野球の名門・広陵高校野球部監督を長年率いている中井哲之監督のプライベートの話題にスポットを当ててまいりました。
中井哲之監督の妻(嫁)は由美さん。広陵高校野球部の清風寮の寮母さんを務めています。とても温かく気遣いあふれる方のようです。息子は中井惇一さん。広陵高校〜中京大学を経て教員として母校に着任。現在では野球部部長を務めています。
甥がナーツゴンニャー中井さんではないかとの噂や弟の存在は確認ができませんでした。中井哲之監督は面倒をみる野球部員を「家族」と呼んではばかりません。いろんなきな臭い話題が飛び交っていますが、これからもたくさんの優秀な“息子たち”を球界に送り出していただきたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※当記事は公開情報やネット上の声をもとに独自にまとめたものです。正確な情報は公式SNS等をご確認ください。
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