今回は、高卒ルーキーから海外強豪〜日本代表とどんどんステップアップしているサッカープレーヤー、デンマークのFCコペンハーゲンに所属する鈴木淳之介さんにスポットを当てていきたいと思います。
鈴木淳之介さんは高2時代にはすでにJ1湘南ベルマーレ入りが内定していたという大物感たっぷりのプレーヤー。今やデンマーク・スーパーリーガの強豪チーム、そして日本代表で激しく定位置争いを演じるまでに成長した鈴木淳之介さんですが、転機はプロ入り後のポジションのコンバートなのでした。
そんな鈴木淳之介さんについて、興味をお持ちの方も少なくないかと思います。
では、「鈴木淳之介のプレースタイルやポジション!出身高校や中学・小学校はどこ?」と題して、鈴木淳之介さんの気になる話題を深掘りしてまいります。
ぜひ最後までお付き合いください。
鈴木淳之介のプレースタイル
(F.C. Københavnインスタ@fc_kobenhavnより)
鈴木淳之介さんは、デュエル(1対1)の強さとドリブル力を生かしたビルドアップが得意なディフェンダーです。2025年10月のキリンチャレンジ杯でのプレーに、思わずうなった方も多いのではないでしょうか。
各サッカー関連データサイトを見ても、特徴を確認することができます。
- パス成功率:82%
- ボール保持率:50%
- デュエル勝利率:60%
- 空中戦勝利率:57%(※FotMob)
- ビルドアップスコア:16
- 自陣空中戦スコア:12
- 守備スコア:12
- ボール奪取スコア:12(※FootballLab、最高スコア20)
以前、鈴木淳之介さんはご自身のプレーについて、こちらのように語ったことがあります。
「パスや、抜くというよりも運ぶドリブルが得意です。デヨング選手やイニエスタ選手が好きですね。自分のプレーに重ねているわけではないんですが、パスもドリブルも巧い選手として、好きでよく観ています」(※ヤンサカ:岐阜の強豪・帝京大可児高校サッカー部|エース・鈴木淳之介の誓い)
「身長のハンデはあるので、駆け引きだったり、守備は本当に球際とかで負けるつもりはないんで、そういうところでガツンといきたいと思います」(※FOOT BALL ZONE:CB歴1年→森保J入り)
ちなみに、こちらが鈴木淳之介さんがお好きだと言われていたオランダ代表MFフレンキー・デヨングさん。
(Frenkie de Jongインスタ@frenkiedejongより)
いつの日か、スター軍団の一員に加わることを夢に描いているのかも知れませんね。
鈴木淳之介のポジション
鈴木淳之介さんは湘南ベルマーレ入団後、ボランチからセンターバックへとコンバート。それ以降、大きく評価を高めることなりました。
チームの編成によって左右サイドバックに変更することもありますが、所属チームではセンターバックで先発することが多いですね。いずれにしても最終ラインを形成する役目を任されます。
ただ、高校時代まではMFだったわけで、こんなエピソードもあったとか。
「24年途中に湘南で3バックの左センターバックに転向し、攻撃的なDFとして才能が開花。コペンハーゲンではその特徴が十分に知られていなかった時期に「3バックで前に(攻撃に)行ったら怒られました」という経験もした」(※スポーツ報知:海外組として初の日本代表入り)
もちろん現実には、鈴木淳之介さんの持ち味を知った上での起用となるわけですから、もはや怒られることはないかと思います笑
ポジションのコンバートについては、湘南ベルマーレ時代の指揮官・山口智監督がこんな意図を持って行ったそうです。
「後ろからのプレッシャーを受けにくく、守備でも前向きのアクションが多いセンターバックで、180度だけを見てプレーしてもらう。そして、いつか中盤に戻った時に、センターバックで身につけたものを武器に戦えるように」(※サッカーダイジェスト:湘南指揮官の慧眼と手腕)
こんなにコンバートがハマるなんて、山口智監督ご自身も驚いているのではないでしょうか。いずれにせよ、世界の舞台で躍動するCBとして、今後も活躍していただきたいと思います。
鈴木淳之介の出身高校
#選手権 岐阜予選 決勝進出を果たした #帝京大可児 高校サッカー部の記事はもう見てくれた?#湘南ベルマーレ 2022年加入が内定している鈴木淳之介選手や関キャプテンなどに話を聞いているぞ🎙
— ヤンサカ (@yansaka_jp) November 12, 2021
帝京大可児の記事はココから🔗https://t.co/oqFUHMhEMy#高校サッカー pic.twitter.com/o0NrdbusLs
鈴木淳之介さんの出身高校は岐阜県のサッカー強豪校・帝京大学可児(かに)高等学校です。高校時代から強豪校のエースとして活躍していましたから、当時からご存じだった方も多いのではないでしょうか。
鈴木淳之介さん在籍時、全国大会ではこちらのような成績を残しています。
- 2020年:全国高校サッカー選手権ベスト16
- 2021年:全国高校サッカー選手権2回戦(PKで敗れる)
岐阜県予選では圧倒的な攻撃力を支える存在として躍動、地元ではすでに有名人だったみたいですね。高校2年生の12月にはすでに湘南ベルマーレ入りが内定していました。
[J内定高校生の声_5]高2の12月に湘南内定の逸材。帝京大可児MF鈴木淳之介、2年で内定は「びっくりしました」選手権は「…」| ゲキサカhttps://t.co/KYv1WXy1C0#gekisaka #jleague
— ゲキサカ (@gekisaka) November 12, 2021
ちなみに、帝京大学可児高等学校は岐阜県可児市にある私立高。最新データによると偏差値は51-61。部活動では野球やサッカーの強豪として知られています。
鈴木淳之介の出身中学・小学校
(岐阜KVAMOSジュニア・キッズインスタ@gifuvamosより)
鈴木淳之介さんは岐阜県の各務原(かがみはら)市立鵜沼(うぬま)第一小学校〜各務原市立鵜沼中学校を経て、帝京大可児へと進学されました。学歴は湘南ベルマーレ時代のプロフィールに記載がありました。
小中時代に所属したクラブチームは、FC.DIVINE、SC岐阜VAMOS。代表戦での活躍は、前チームからとっても応援されているようですよ。
ちなみに、FC.DIVINEは愛知県を拠点とするサッカースクールで、鈴木淳之介さんは年長の頃からこちらで練習を重ねてきました。当時のことはFC.DIVINEのブログで読むことができるので、興味がある方はチェックしてみてくださいね。
「年長でスクールに入った当初から、教えたタッチ練習やフェイント練習をその日のうちにマスターして驚いていたことをよく覚えていますし、小学1年の時には自分のスクール後に4つ上の兄のスクールが終わるのを待ってる間にひたすらゴールに向かってシュートを蹴り込んでいました」といいますから、早くも“神童”的な輝きを放っていたのかも。
まとめ
今回は、いよいよ本格的に才能が開花しつつあるサッカープレーヤー、デンマークのFCコペンハーゲンに所属する鈴木淳之介さんの気になる話題に迫ってまいりました。
鈴木淳之介さんはデュエル(1対1)の強さとドリブル力を生かしたビルドアップが得意なディフェンダー。湘南ベルマーレ入団後にMFからDF(センターバック)へとコンバートされ、現在の飛躍につながっています。出身高校は岐阜県の帝京大学可児高等学校。高校時代は全国大会で死闘を繰り広げました。
出身小学校は各務原市立鵜沼第一小学校、中学校は鵜沼中学校。年長の頃にサッカーを始めましたが、すでに指導者が目を見張るようなプレーをされていたとか。現在日本代表、FCコペンハーゲンで定位置確保に奮闘している姿は、当時の鈴木淳之介さんを知る方々からみると、とても誇らしいでしょう。さらなる飛躍に期待です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※当記事は公開情報やネット上の声をもとに独自にまとめたものです。正確な情報は公式SNS等をご確認ください。
公式リンク:
- Web: FCコペンハーゲン公式サイト
- Web: 湘南ベルマーレ公式サイト
- Instagram: 鈴木淳之介公式アカウント
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